リクレア / 宮城県利府町・Iさん宅 夫婦30代、子ども3人

リクレアの設計・施工力に惹かれ
新築から中古リノベに方針変換

お子さんの中学校入学に合わせて、賃貸アパートからマイホームに定住したいと考えていたIさんご夫妻。戸建ての新築を前提で検討しましたが、予算内に収まる希望どおりの広い土地が見つかりません。

そんな折、SNS上で目に留まったのが、リノベーションを専門に扱うリクレアの広告でした。「新築のように素敵というのが第一印象。耐震性や耐久性を重視していたので、“リノベーションしてからさらに40年住める家”といううたい文句にも惹かれました」と奥さんは言います。

リノベーション前の住宅の外観
リノベーション前の住宅の外観

ブルーグレーのサイディングで仕上げた外観。2階の窓に設けたブラウンのフラワーボックスがアクセントに
ブルーグレーのサイディングで仕上げ、イメージを一新。2階の窓に設けたブラウンのフラワーボックスがアクセントに
スギ無垢フローリングが美しいゆとりの広さの玄関ホール。玄関収納につながるアールの垂れ壁が優しい印象をプラスしている
スギ無垢フローリングが美しいゆとりの広さの玄関ホール。玄関収納につながるアールの垂れ壁が優しい印象をプラスしている
玄関の壁には、バッグや帽子、家の鍵などを掛けておける有孔ボードを生かしたアイデア収納
玄関の壁には、バッグや帽子、家の鍵などを掛けておける有孔ボードを生かしたアイデア収納

さっそく同社とコンタクトを取ったご夫妻は、「担当の高橋さんからリクレアの家への揺るぎない自信を感じ、この人になら任せられそう」と、家づくりを託すことに決めました。

程なくして希望に叶う築48年の中古住宅付きの土地が見つかります。「地盤に問題がなく、必須だった広いリビングや母の部屋もつくれそうで、自分たち家族の暮らしのイメージが湧いたのが物件選びの決め手になりました」。

こうして、ようやく家づくりがスタート。選択したのは、基礎や梁、柱といった建物の骨組みだけを残して、間取りを一からつくり直すスケルトンリノベーションです。

基礎や梁、柱といった建物の骨組みだけを残して、間取りを一からつくり直すスケルトンリノベーションで見違えた内部空間
スケルトンリノベーションで生まれ変わったIさん宅。左官業がルーツのリクレアならではの漆喰塗りの美しさが空間を引き立てる

先々の安心につながる耐震補強や断熱改修をしっかりと施工し、内部はご家族のライフスタイルに合わせた間取りに生まれ変わりました。

家族の絆が深まる間取りが魅力
暖かく暮らしやすい自然素材の家

完成したIさん宅は、スギ無垢フローリングに漆喰の壁・天井と、自然素材をふんだんに使用。既存の階段や柱をレイアウトに上手に組み込み、家族間のコミュニケーションが自然に生まれる空間がデザインされています。

1階は連続していた3部屋を一体化し、奥さんが切望した20帖超の広いLDKを実現。ウッド柄やタイル柄のデザインクロスが空間にアクセントを添えています。

リビングの一角にあしらったウッド柄のクロスや階段脇の木格子がインテリア性を高める。階段下のデッドスペースを生かしてワークスペースと収納を設けた
リビングの一角にあしらったウッド柄のクロスや階段脇の木格子がインテリア性を高める。階段下のデッドスペースを生かしてワークスペースと収納を設けた
もともと壁付けだったキッチンは…
もともと壁付けだったキッチンは…

場所を移動させ、対面式にレイアウトを変更。カウンターの壁を彩るタイル柄のデザインクロスがシンプルな内装に映えて、カフェのような空間を演出
場所を移動させ、対面式にレイアウトを変更。カウンターの壁を彩るタイル柄のデザインクロスがシンプルな内装に映えて、カフェのような空間を演出
暖房は、環境にも体にも優しいペレットストーブを採用。じんわりとした暖かさが空間全体を包み込む
暖房は、環境にも体にも優しいペレットストーブを採用。じんわりとした暖かさが空間全体を包み込む

台所だった場所は、将来同居予定のお母さんの部屋に変更し、玄関とキッチンの2方向に扉を設けて生活のしやすさに配慮。一直線に並ぶ脱衣室、洗面室、ファミリークローゼットの動線が、日々の家事負担を軽減してくれます。

将来同居予定のお母さんの部屋。生活しやすいよう、玄関とキッチンの2方向へアクセスできる出入り口とたっぷりの収納を備えた
将来同居予定のお母さんの部屋。生活しやすいよう、玄関とキッチンの2方向へアクセスできる出入り口と、たっぷりの収納を備えた
階段の左手にLDK、右手に将来お母さんの部屋となる洋室。階段を中心に回遊できる間取りが暮らしやすさのポイント
もともと家の中心にあった階段を活かしてリノベーション。階段の左手にLDK、右手に将来お母さんの部屋となる洋室と、階段を中心に回遊できる間取りが暮らしやすさのポイント。玄関ホールには帰宅してすぐに手が洗えるコンパクトな手洗い場を設けた

2階の4部屋は、2部屋ずつまとめてウォークインクローゼット付きの寝室と子ども部屋をレイアウト。子ども部屋は、細長い空間の中央に収納を設けて緩やかに間仕切りしました。

現在は勉強机として使っている子ども部屋の収納は、細長い部屋の間仕切り壁でもある。将来は押し入れとして利用できるように造作した
現在は勉強机として使っている子ども部屋の収納は、細長い部屋の間仕切り壁でもある。将来は押し入れとして利用できるように造作した
子ども部屋の間仕切り壁を兼ねた収納。その側面には有孔ボードを張って、物や道具を吊るしたり掛けたりできる収納として活用している
子ども部屋の間仕切り壁を兼ねた収納。その側面には有孔ボードを張って、物や道具を吊るしたり掛けたりできる収納として活用している
大きく間取り変更された2階の寝室と子ども部屋の間には、トイレを新設
大きく間取り変更された2階の寝室と子ども部屋の間には、トイレを新設

「自分たちの居場所」ができたことを実感しているという奥さんは、「キッチンに立って、ウッドデッキでBBQの準備をする主人や子どもたちを眺めているときに、この家で、この間取りで本当に良かったという思いが沸き上がってきました」とにっこり。新たな命を宿した家が、これからさらに家族の絆を深めていくことでしょう。

\ Renovation Point.1/
家族の様子がよく見える、I型の大空間LDK

以前は洋室1室と和室2室だった空間をつなげて、20.4帖のLDKに。リビングからダイニングを介してキッチンまで視線が抜けて、家族のコミュニケーションが取りやすいI型のレイアウトは、家族が多いIさん宅にぴったり

\ Renovation Point.2/
大家族でも安心で使いやすい大容量収納

玄関土間の一角には、Iさんの仕事道具やキャンプ用具の収納スペースを確保。スニーカー収集が趣味のご夫妻のために、大型のシューズクロークも造作した。また洗面脱衣室の隣には、家族分の衣類を収納できるファミリークローゼットを完備

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Data
宮城県利府町・Iさん宅
家族構成/夫婦30代、子ども3人

■建築データ
□リノベーション面積 128.39㎡(約38坪)
□主な外部仕上げ
屋根/塗装
外壁/窯業系サイディング
建具/玄関ドア:断熱ドア、窓:アルミ樹脂複合サッシ
□主な内部仕上げ
床/スギ無垢フローリング
壁/漆喰 一部ビニールクロス
天井/漆喰
□断熱性能
UA値 0.48W/㎡K
■工事期間
約4ヵ月


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