ヒノケン(株) / 宮城県仙台市・Aさん宅 夫婦50代・40代
仕事の都合で、札幌と仙台との転勤を繰り返していたご夫妻は、Aさんの仙台への二度目の転勤を機に、家づくりを決めました。「初めて仙台に住んで、札幌の冬がいかに過酷かを思い知らされました。以来、家を建てるなら仙台がいいと思っていたんです」と、Aさんは語ります。
「冬でも暖かい家に住みたい」という切実な思いを抱えていたお二人は、新築の依頼先を探すために「高断熱・高気密」をキーワードにインターネットで検索。その中でヒノケンを知り、話を聞きに足を運びました。
「住宅性能の良さはもちろん、家づくりは長いスパンでのお付き合いになるので、コミュニケーションが取りやすい会社にお願いしたいと思っていました。ヒノケンさんはとても相談しやすい雰囲気で、最終的に人柄が決め手になりましたね」。ビルトインガレージやシアタールームの希望もあったため、自由設計の工務店ならではの柔軟なプランニングも魅力だったといいます。
打ち合わせ時には、同社への信頼を深めるエピソードも。「設計担当の石森さんは私たちのどんな些細な希望も漏らさずメモして、次の打ち合わせで必ず応えてくれました。私たちの目線で親身に考えてくれているのが伝わってきて嬉しかったです」。
家は建ってから一生の付き合いが始まるともいわれますが、引き渡し後に気になった点を伝えた際も丁寧な対応で、とても安心したとAさんは話します。こうした顔が見えるつき合いも、地域工務店の良さの一つでしょう。
「この家は本当に居心地がいいです。趣味と向き合う場所と時間もできて、人生がより豊かに楽しくなりました」とAさん。信頼できるパートナーに出会えたご夫妻の笑顔が、家づくりへの満足度を物語っていました。
担当者より
ヒノケン(株)
佐藤 幸徳さん(写真右から2番目) 、石森 絵里華さん(写真右端)敷地は広さ38坪。間口が狭くて奥行きがあり、敷地内に1mの高低差がある狭小変形地でした。しかも3方に住宅が近接していたため、ゆったりくつろげるよう2階リビングをご提案しました。Aさんの夢だったビルトインガレージは、家を地形を生かした複数の階層からなる総2階建てにすることで実現。ガレージの上にちょうど生まれた小屋裏空間をシアタールームにしました。
一番気を使ったのが窓の配置です。視線が抜ける方向を模索し、高窓を用いるなどして隣家と目線が合わないよう工夫しました。Aさんご夫妻は、家づくりに主体的に取り組まれていて、私たちも勉強になることが多かったです。「落ち着く」「居心地がいい」との感想にほっとしています。
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「工務店」やその家づくりについて、皆さんはどのくらいご存知でしょうか?大きな住宅展示場にモデルハウスを持ち、多数のメディアで大々的に広告している大手ハウスメーカーに比べ、地域の「工務店」は、興味はあってもなかなかその実情を把握しにくいのが現状です。
そこで今回は、それぞれに特徴や強みの異なる工務店との家づくりをご紹介。工務店をパートナーに選んで建てた実例と住まい手の声を通じ、その魅力を紐解きます。
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