髙山建築の特徴は、木の家づくり。高断熱・高気密・高耐震と、確かな住宅性能を備えた住まいに、木をはじめとする天然素材をふんだんに使用しています。それは、シックハウス症候群やアレルギー対策など、住む人の健康に配慮した結果でもあります。
黒く塗装したシックなスギ板の外観が、まさに「木の家」そのものであるSさん宅。レッドシダーの玄関ドアを開けると、家の中からふわりと木の香りが漂ってきます。床はすべて厚さ30㎜のスギ材で、冷たくなく硬すぎないので、足に負担のない歩き心地。ワックスがけの必要はなく、傷も目立ちにくいです。
Sさん宅は、22坪のコンパクトな平屋。ドアの数を最小限に抑えた一つながりの空間を、暖気や冷気がくまなく対流・循環します。24時間熱交換換気システムに加え、紙クロス「オガファーザー」に吸湿・放散機能のある天然塗料「デュブロン」を施した壁も相まって、室内の空気は外よりも清々しく感じます。「この家では、窓を開けない方が一年中快適に過ごせると思います。これから冬や夏を越した感想を聞くのが楽しみです」と、代表の髙山さん。
ガレージには、ご夫妻の愛車3台が並ぶ予定。ご夫妻で同じ車種に乗っており、ご主人はセカンドカーまで同じ車種です。そこまで愛する車を停めるなら、と髙山さんが提案したコレクションケースのようなガレージが、Sさん宅の顔になりそうです。
髙山建築がつくる家は、天然素材の床や壁が標準仕様。家の価格は坪数で決まっており、お客様はその予算内で100種以上の天然素材から、お好きな物を自由に選んで組み合わせることができます。お客様のご要望に応じて建築費以外の諸経費が発生する場合は、お見積もりに含めて提示し、後で追加することはありません。
Sさん宅の場合、ウッドデッキとカーポートを希望されておりましたが、冬季は積雪でウッドデッキと掃き出し窓が使えなくなる点に加え、先々必要になる手間やメンテナンスの費用も踏まえて考え、大きなFIX窓で採光を取るガレージ付きのプランを提案しました。ご夫妻が大切にしている愛車3台をより安全に保管できます。そして熱交換換気システムの採用で一年中快適な室内環境を整えています。
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住まいに欠かせない要素のひとつである窓。今号ではじっくりと窓について考えてみましょう。
「窓のキホンを知る」では窓の役割やつくりの違いについて、「暮らしの中の窓を知る」では実際に家を建てたご家族の暮らしに対するこだわりや暮らしの希望と窓の関係について、「窓と住宅性能の関係を知る」では寒冷地で性能向上を続けてきた住宅と窓の性能向上がもたらした住まいの自由度について、それぞれ詳しく紹介しています。
あなたの暮らしにとって重要なことは何か。「窓」を考えることでそれが見えてくるかもしれません。
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