3つの箱が並んだような外観が目を引く。無垢材、サイディング、ジョリパッドという異素材の組み合わせによる外壁仕上げも印象的
3つの箱が並んだような外観が目を引く。無垢材、サイディング、ジョリパッドという異素材の組み合わせによる外壁仕上げも印象的

エアコン1台で家中を暖冷房
全館空調YUCACOシステムを搭載

タカコウ・ハウスの家づくりは、高性能な健康住宅が大前提です。いつまでも家族が健やかに笑顔で暮らすためには何が一番大切かを常に追求し、実践。7年連続ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーで入賞するほど、その省エネ性には定評があります。そんな同社で展開している「Glanz(グランツ)」シリーズのモデルハウスが仙台市内で公開中です。

Glanzの最大のポイントは、全館空調YUCACOシステムを標準搭載していることで、たった1台のエアコンで家の隅々まで暖冷房ができます。中庭を囲むスキップフロアという変化に富んだ空間構成ながら、14帖用エアコンだけでオールシーズン対応。24時間365日クリーンで均一な空気が各室に送られ、どこにいても温度差を感じることはありません。

光熱費については「30坪台のプランなら年間で10万円ほど、月平均にして1万円を切る省エネが可能です」と、専務の髙橋晃樹さん。設置もメンテナンスも費用は1台分なのでコストの考え方もシンプルです。

玄関ホールからリビング方向を見る。階段7段分の高低差をつけたスキップフロア設計
玄関ホールからリビング方向を見る。階段7段分の高低差をつけたスキップフロア設計
モダン&シックなテイストで仕上げたトイレは、壁面収納と手洗い器を備えている
モダン&シックなテイストで仕上げたトイレは、壁面収納と手洗い器を備えている
中庭を背にしたワイドな洗面カウンター。家族の生活スタイルと利便性、家事効率を考えて脱衣室とは切り離して配置した
中庭を背にしたワイドな洗面カウンター。家族の生活スタイルと利便性、家事効率を考えて脱衣室とは切り離して配置した
シンボルツリーの緑が清々しい中庭。広さは6帖ほどあるので多彩な使い方が楽しめる。やや見上げる高さにスキップフロアのリビングが位置する
シンボルツリーの緑が清々しい中庭。広さは6帖ほどあるので多彩な使い方が楽しめる。やや見上げる高さにスキップフロアのリビングが位置する
ダイニングから中庭越しに2階のフリールームを望む。フリールームの向こうの窓まで視線が抜ける開放感がたまらない
ダイニングから中庭越しに2階のフリールームを望む。フリールームの向こうの窓まで視線が抜ける開放感がたまらない

スキップフロアと中庭がもたらす
開放感とプライバシー

モデルハウスが建つ場所は、片側2車線の幹線道路に面し、仙台支店事務所を併設するプランになっています。そのため、特に住居部分の設計にあたってはプライバシーの確保が必須条件でした。そこで採用されたのが中庭型、いわゆる「外に閉じて中に開く」都市型プランです。

大窓のある事務所側ファサードとは対照的に、住居側の外周には窓がほとんどありません。しかし、実際に室内に入れば外からは想像できないほどの十分な明るさと開放感に驚かされます。各部屋は中庭を中心にぐるりと囲むように配置され、リビングは1.5mほど床面を高くしたスキップフロアとなっています。中2階のような位置のリビングからは、中庭を挟んだ2階フリールームや1階洗面スペース方向へと視線が程よい角度と距離感で抜けていきます。

また、リビングの延長として使えるデッキテラスも、もうひとつの中庭として採光と空間の広がりを創出し、まったく閉塞感はありません。このような設計なら、制約の多い市街地や狭小地でものびのび暮らすことが可能でしょう。

性能・コスト・設計デザインをトータルに考えた家づくりを実現したGlanzのモデルハウス。その魅力を実際に体験し、これからの家づくりのヒントを見つけてみませんか。

リビングの一部としても、客間としても便利な小上がりの和室。ほかの空間と調和するモダンですっきりとしたデザイン
リビングの一部としても、客間としても便利な小上がりの和室。ほかの空間と調和するモダンですっきりとしたデザイン
左にデッキテラス、右に中庭を擁する明るく開放的なリビング・ダイニング。天井内の空調室から各部屋へと、ダクトを通じてくまなく暖冷房が行われている
左にデッキテラス、右に中庭を擁する明るく開放的なリビング・ダイニング。天井内の空調室から各部屋へと、ダクトを通じてくまなく暖冷房が行われている
寝室や浴室の2階部分にあたるフリールーム。間仕切りも可能なので将来は子ども部屋2室+ピアノ室にする予定
寝室や浴室の2階部分にあたるフリールーム。間仕切りも可能なので将来は子ども部屋2室+ピアノ室にする予定
事務所と住宅の間に位置するデッキテラス。中庭とは高低差があるが、リビングとは同じ床高なので連続した空間として使いやすい
事務所と住宅の間に位置するデッキテラス。中庭とは高低差があるが、リビングとは同じ床高なので連続した空間として使いやすい
ライトアップでスタイリッシュな姿を現す夜の外観。左側が事務所へのアプローチで、壁右側のアプローチを進むとGlanzモデルハウス(住居)の玄関
ライトアップでスタイリッシュな姿を現す夜の外観。左側が事務所へのアプローチで、壁右側のアプローチを進むとGlanzモデルハウス(住居)の玄関
夜は大人な雰囲気に包まれる落ち着いた室内
夜は大人な雰囲気に包まれる落ち着いた室内

株式会社タカコウ・ハウス
モデルハウス「中江モデルハウス」
宮城県仙台市青葉区中江2丁目14-11
TEL/022-399-6058
営業時間/完全予約制
https://granz-takakou.com

\2022/7/13発売!「Replan宮城2022」/

家族や働き方の変化に伴って、「キッチン」に求められる機能も変化しています。さらに、おうちでご飯をつくって食べる機会が増え、キッチンの役割を考え直している人も多いのではないでしょうか。

共働き夫婦が効率よく家事をこなす場所として、親子が一緒に料理できるコミュニケーションの場として、一人でも複数人でも快適に使いこなせる住まいの核として。求める暮らしによってキッチンのかたちはさまざま。

そんな「いまどき」のキッチン事情をのぞき見してみましょう。使いやすいキッチン収納のポイントも参考にしてください!

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