それまで住んでいた賃貸アパートの冬の寒さに耐えられず、「暖かい家に住みたい!」という一心で家を建てることを決意したSさんご夫妻。お二人が選んだのは、日本の住宅性能の向上を目指す民間の研究機関、新木造住宅技術研究協議会(新住協)に加盟するハンズホームでした。
「書店でたまたま新住協の雑誌が目に入り、読んでみると、暖かい家を叶えるには断熱が重要だということが分かりました。そこで、新住協の会員の中でも実績豊富で断熱への意識が高いと感じたハンズホームさんにお願いすることにしたんです」と、奥さんは語ります。
そんなSさん宅は、全面に張られた屋久島地杉の外壁が、やわらかい雰囲気ながらも存在感を放つ住まい。室内も床と天井に屋久島地杉がふんだんに使われています。この屋久島地杉の内外装材は、自然素材による建築資材のトータルサプライヤーであるチャネルオリジナルの商品です。
「トータルで屋久島地杉を使うと、金額的にもお得になるとハンズホームさんからおすすめされました」と奥さん。外装は塗り壁も考えていたそうですが、屋久島地杉ならメンテナンスフリーと聞いて惹かれたと言います。室内の壁には同じくチャネルオリジナルの漆喰材を採用。「自然素材いっぱいの空間を希望していましたので、とても居心地がいいです」。
さらに、Sさん宅の大きな特徴は、犬との暮らしを快適に楽しむ工夫が随所に取り入れられていること。近い将来、犬を迎えることを視野に入れ、リビングに犬用のスペース、階段に折り畳み式のスロープ、キッチンに侵入防止の引き戸などを設置しています。床に用いている屋久島地杉は、針葉樹なので柔らかく、犬の足にも優しい素材である点もポイントです。
ご夫妻にとって最重要事項だった「断熱」については、「ハンズホームさんにお願いした時点で間違いないですから、安心してお任せできました」と、奥さんは語ります。壁断熱210㎜(充填断熱105㎜+付加断熱105㎜)+全館トリプルガラスというハンズホームの標準仕様により、UA値0.26と北海道基準を超える断熱性能を実現。C値は0.3で、住宅の高性能化に不可欠な気密性能もバッチリです。
暖房にはダクトレスの床下エアコンを採用し、高断熱・高気密な空間を少ないエネルギー消費量で効果的に暖めます。「ひと冬を経験しましたが、本当に暖かくて感激しました」。
自然素材の心地よさも日々実感していると話す奥さん。屋久島地杉の豊かな温もり、漆喰の調湿効果による空気のきれいさは、住んでみないと分からない部分だと言います。「居心地がよすぎて、デメリットと言えばどこにも出かけたくなくなってしまうことですね」と、笑顔を見せておられました。完成したばかりの木の家は、徐々に経年変化で味わい深く変わっていくでしょう。ありのままに、自然体で暮らせる心地よい家がSさんご家族の毎日を支えます。
\2022/7/13発売!「Replan宮城2022」/
家族や働き方の変化に伴って、「キッチン」に求められる機能も変化しています。さらに、おうちでご飯をつくって食べる機会が増え、キッチンの役割を考え直している人も多いのではないでしょうか。
共働き夫婦が効率よく家事をこなす場所として、親子が一緒に料理できるコミュニケーションの場として、一人でも複数人でも快適に使いこなせる住まいの核として。求める暮らしによってキッチンのかたちはさまざま。
そんな「いまどき」のキッチン事情をのぞき見してみましょう。使いやすいキッチン収納のポイントも参考にしてください!
宮城の書店にて発売中!
〈インターネット購入〉Replan webサイト /Amazon /Fujisanマガジン
※インターネット購入・方法についての詳細はこちらからご確認ください