1年を通して風が強く、寒さも厳しい日本最北端の都市、稚内。目の前に宗谷湾が迫るこの地に、漁師のYさんご夫妻は暮らしています。
アパート住まいだったYさんは「仕事柄、深夜や早朝に家を出ることが多く近隣に迷惑ではないかと常に気になっていました。加えて、毎月家賃を支払うならば新築したほうが良いのではないかと思ったんです」と家づくりを決意。知人の紹介を得て海の近くの土地を購入し、友人が大工として働いている小山内建設に新築を依頼しました。
猿払村を拠点とする同社は、北海道の厳しい気候風土の中でも快適に過ごせる高性能住宅に定評があり、宗谷管内で多くの実績を誇る建築会社。いかに少ないエネルギーで暖かさを確保するかを念頭に、北方型住宅ECOや環境負荷も大幅に削減できるQ1.0住宅など、高い快適性と省エネ性を目指した家づくりを行なっています。また、近年ではZEH住宅にも積極的に取り組んでおり、環境やエネルギーへの高い意識とともに、お客様のライフスタイルに寄り添った提案を行っています。
「小山内建設は私たちの希望に対しても柔軟に対応してくれました」とYさんが話すとおり、20代から30代の若い感性を持つ設計者や大工が在籍していて、さまざまな要望に対してフレキシブルに対応できるのも小山内建設ならでは。「打ち合わせも10回以上行い、親身に相談にも乗ってくれるなど、フットワークも軽く、おかげでとても楽しく家づくりができました」とYさんは振り返ります。
2021年7月にYさん宅は完成。待望の新居は、歳を重ねても過ごしやすい平屋です。床はヘリンボーン張りで、ブラックとグレーを基調に、スタイリッシュに仕上げた空間はご夫婦が希望したとおりのアーバンな雰囲気。リビングの建具にはガラス扉を採用し、玄関ホールやその先のユーティリティにまで視線が抜ける見通しの良さが、LDKにさらなる広がりを与えてくれています。性能面は小山内建設の標準である高い断熱・気密を備えた超省エネの「Q1.0住宅」。長持ちで暖かく、暖房費もかからない住まいを目指す、同社の技術が結集した高性能住宅です。
暖かさと快適さに太鼓判を押された新居で「住み心地は最高で、100%大満足の住まいになりました。断熱も気密も優れているので、冬の暮らしも楽しみです」と、期待を寄せるYさんご夫妻でした。