旭川の地域工務店「芦野組」は、優れた住宅性能をベースに、調湿効果と通気性に優れた珪藻土、なめらかな肌触りや経年変化を楽しめる無垢材などを使用。塗料やクロス糊なども体に害のないものを選び、アレルギー対策やバリアフリーなど、人と環境に優しく誰もが健やかに暮らせる「健康住宅」の実現を心がけています。
そんな芦野組が大切にしているもうひとつ。それは、ご家族とのコミュニケーションです。家は建てて終わりではなく、そこで何十年も暮らしていく場です。また、世代を超えて引き継がれることもあるでしょう。芦野組は「この家でよかった」と、住まい手が心から想える家づくりを目指しています。そのため、住まい手の現在の要望はもちろん、歳月とともに変化していく暮らし方まで考慮しながら、最適なプランを提案しています。
今回は、芦野組が手がけた5軒の住まいをご紹介します。それぞれの家から伝わる芦野組らしさや異なる暮らし方、個性を感じさせるこだわりなどから、ご自身の家づくりのイメージを膨らませてみませんか。
case.01 旭川市・Tさん宅
流行にとらわれないデザインを目にして、資料請求したのがおよそ10年前。芦野組の家に住むことがTさんご夫妻の長年の夢でした。プラン完成までは多くの迷いがありましたが、一生に一度の家づくりを、決して急かすことなくじっくり見守ってもらえる姿勢に感動。芦野組への信頼と安心感はより確かなものになったといいます。
家族が集うLDKは、窮屈ではないけれども広すぎず、かつ快適に過ごせることを重視。妥協せずに取り入れたのは、憧れの勾配天井と、ダイニングテーブルに横並びのキッチンというレイアウトです。こうすることでリビングには開放感が生まれ、機能的で使いやすい家事動線も実現することができました。また、アウトドア好きなご家族の靴やアウター、道具類が収納できる広いシューズクロークを確保しています。
ちょうどいいサイズ感と暮らしやすさ、自然素材の温もりに満ちた統一感のある空間づくりが三位一体となった念願のマイホームが完成しました。
Case.02 美瑛町・Yさん宅
美瑛の田園風景に溶け込むような道南スギ板張りと片流れ屋根が印象的なYさん宅。ナラの無垢床とリブ天井、珪藻土を採用したリビング・ダイニングは自然の温もりに満ちています。窓からは、Yさんが好きな十勝岳連邦最北のオプタテシケ山の景色を存分に楽しむことができます。
Yさん宅には育ち盛りの子どもが3人。一年中元気に駆け回れるよう、高性能なQ1.0住宅仕様を採用し、内装にはナラやカエデなど、足触りの良い木を使用しています。子どもの成長に対応できる可変性のある間取りも特徴的で、遊び場になっているリビング隣の洋室や2階のオープンな子ども部屋は、必要に応じて個室化できるよう、すでに造作建具などの準備が整えられています。
奥さんが動きやすい家事環境を実現するため、大容量の食洗機や家事動線に合う造作収納を設置したキッチンと、水まわりの回遊動線なども大活躍。忙しい毎日の暮らしにゆとりをもたらしています。
Case.03 美瑛町・Sさん宅
関西から毎年、丘の景色や大自然をシャッターに収めるのを楽しみに美瑛に通い続けてきたSさん。さまざまな縁がつながり、一棟のコテージと土地を受け継ぐことになり、移住を決意しました。そんなSさんが雑誌を眺めるたびに、目を奪われたのが芦野組の家でした。「遠距離でしたが、その土地での暮らしを知っている地元の会社という信頼感があって、安心して任せられました」。
丘の景色と旭岳を眺望できる一等地に完成した新居は、森の中にひっそりと佇むような雰囲気。大開口の窓、広めの土間に憧れの薪ストーブ、4.6ⅿの吹き抜けとその高さに映える小鳥のモビールなど、リクエストがギュっとコンパクトに収まっています。雄大な自然を堪能できるようあえて内外の境を曖昧にし、2階には家族や友人のためのゲストスペースも設けました。
憧れの土地での生活に笑顔のSさん。めぐる季節の風物詩一つひとつが、その暮らしをさらに彩ります。
Case.04 旭川市・Hさん宅
結婚を機に、職場に隣接する土地での新築を決意したHさん。知人から評判を聞いていた芦野組のオープンハウスを見学し、無垢材や塗り壁といった自然素材の雰囲気と、断熱や気密など性能面でもしっかりしていることが気に入ったといいます。
両隣がHさんの職場と保育園という環境もあって、プライバシーを考慮してリビングは2階に。共働きで互いに仕事関係の勉強を家ですることも多いので、それぞれに書斎スペースも設けました。ただし、どこか空間がつながっていることを希望し、半オープンの形に収まったといいます。
設計段階から造作ありきでプランニングされているため、テレビ台やキッチン収納などの納まりもよく、雰囲気が統一され、気持ちいい空間となっています。以前は職住一緒で切り替えが難しかったそうですが、今はリビングに入ると仕事モードからくつろぎモードへと自然にシフトチェンジでき、メリハリがついた生活に大満足なHさんです。
Case.05 東川町・Sさん宅
仕事の独立を機に、Uターンを考えたSさんご夫妻。利便性よりも自然を感じるロケーションを求め、360度自然を眺められる絶好の土地に巡り会いました。芦野組のホームページを見て、この雰囲気なら自分たちの希望する家に合うと感じたというご夫妻。「私たちの好みを把握してくれて、最初にできたプランが想像を超えたもので、芦野組ならお任せできると確信したんです」。
新居はカラマツをふんだんに使った薪ストーブのある家。土間からは外のデッキに出られ、随所に設えた大きな窓からは贅沢な景色が広がり、室内外で自然を存分に感じることができます。あえて収納扉を付けず、木とアイアンを組み合わせた奥さんこだわりのオープン式キッチンも使い勝手抜群です。
実はSさんの仕事はパラパラ漫画の作家さん。「ここでの暮らしは心が豊かになり、ゆとりが生まれます。それはモノづくりにとって、すごく大切なことです」と、今後の創作活動への意欲も高まっているようです。
それぞれの事例をもっと詳しく見てみたい方はこちらから↓
・Case.01 旭川市・Tさん宅 https://www.replan.ne.jp/articles/26806/
・Case.02 美瑛町・Yさん宅 https://www.replan.ne.jp/articles/22957/
・Case.03 美瑛町・Sさん宅 https://www.replan.ne.jp/articles/14691/
・Case.04 旭川市・Hさん宅 https://www.replan.ne.jp/articles/6999/
・Case.05 東川町・Sさん宅 https://www.replan.ne.jp/articles/4679/