結婚後程なくして家の購入を意識してきたNさんご夫妻。実は、メンテナンスのことを重要視していた奥さんはマンション派でした。一方、Nさんは建設業に縁のある職業柄、高性能でシンプルモダンな戸建てを夢見ていました。そんな中、仕事の関係でNさんが道東ハウス工業の現場を訪れることがあったといいます。
道東ハウス工業は、一年中快適な室内温度が保てる高い住宅性能と、環境と健康に配慮した住まいを提案しているビルダーです。昨今は住宅の呼吸器系ともいえる「換気」にも着目し、第1種熱交換型換気システムの採用に加え、自然の力を利用するパッシブ換気システムについて学び続け、家づくりへ還元しています。そのような同社の取り組みや、現場の担当者や大工の方から断熱や換気について話を聞き、働く姿勢を見て「家づくりをお願いしたい」と思ったそうです。
家づくりにあたりNさんご夫妻には、敷地や居住空間の広さ、鉄骨のスケルトン階段、吹き抜け、住宅性能など、いろいろなこだわりがありました。同社は「お客様にとって暮らしやすく長く大切に住んでもらう」という観点から、要望に応えるためさまざまな調整を重ね、希望をすべて予算内に納めた、ひとつも妥協しないマイホームを実現しました。
外観はシンプルなキューブ型、防汚性と耐候性に優れた乾式タイルでメンテナンスフリー。性能も、札幌独自の高断熱・高気密住宅の基準である「札幌版次世代住宅基準」のハイレベル(UA値0.22W/㎡・K以下、C値0.5㎠/㎡以下、一次エネルギー消費量45%以下)に適合する住宅です。
内装は白と石目調で統一し、全面エコカラットのアクセントウォールなど、シンプルで美しく、生活感が前に出ないホテルライクなインテリアを目指したNさん宅。空間に余裕をもたらす4200㎜の吹き抜けのおかげで高級感があります。加えて、リビング・ダイニングの全面床暖房と回遊動線で、普段の家事を快適に、掃除も行き届きやすい仕上がりになりました。
自宅でのオンラインの仕事が多くなってきた奥さんは「背景をボカすことなく、どの方向が映ってもいいと思えるのが嬉しい」と話します。メンテナンスの負担が少なく、新築の美しさを長く保ちながら快適な暮らしができる、望みどおりの家づくりができたことに笑顔を見せるNさんご夫妻でした。