「本当に良い家とは?」の答え
それは世界レベルに性能のいい家
菊田工務店の専務取締役・菊田良将さんの自邸は、福島市で初めてパッシブハウスの認定を受けた住まいです。東日本大震災後、「本当に良い家とは何か」と自問自答していたとき、偶然パッシブハウスに出会い、「冬でもこんなに暖かい家があるのか」と感動したという菊田さん。「家づくりをする者としてぜひチャレンジしたくて。それにお客様にお勧めする上でも、まずは自分自身が日常的に住んでその良さを体感してみないことには始まらないと思ったんです」と語ります。
性能には力を入れてきた同社だけに、施工面での大きな苦労はなかったといいます。壁は従来のダブル断熱を基に付加断熱の厚みを増やし、天井にもダブル断熱を採用。開口部は夏の日射遮蔽、冬の日射取得も考慮して配置し、パッシブハウスの本場・ドイツ製の高性能トリプルガラスを採用しています。さらに換気も世界トップレベルの熱交換率を誇るドイツ製第1種換気システムを導入しました。
少ないエネルギーで長く快適に
暮らす人に幸福感をもたらす家を
完成した新居について、「メリットしかありません」と語る菊田さんご夫妻。冬はもちろんのこと、夏もカラッと快適で、朝から気持ちよく目覚めることができるそうです。「家の中でのストレスがなく、無駄な体力を使うこともありません。それがずっと続くのがいいですね」と菊田さん。また、設備機器に頼ることがないため、光熱費も微々たるものだとか。「家のローンが終わっても、光熱費は住んでいる限り払い続けるもの。その負担が少なくて済むのは安心です」と奥さんも喜びいっぱいです。
山に囲まれた盆地で、夏は暑く冬は寒い福島市。さらに吾妻おろしという強風の影響で、冬の体感温度はぐっと下がります。「パッシブハウスはこうした場所で威力を発揮します。自分たちがこの家で感じている心地よさや幸福感を、一人でも多くの人に感じてほしいですね。そのためにパッシブハウスをどんどん推進していきたいと思います」と、力強く語る菊田さんでした。
パッシブハウスとは、ドイツ発の性能認定基準を満たす省エネルギー住宅のこと。建物そのものの性能を高め、自然エネルギーも活用しながら、設備機器に頼ることなく、長く快適に幸せを感じながら暮らせる家です。通常より初期費用はかかりますが、その分ランニングコストは少なくて済みます。当社ではイニシャルコストの面も追求し、十分に手の届く価格を実現しました。パッシブハウスに興味が湧いた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。