暮らしやすさを隅々にまで
追求したこだわりのプラン
大学で農業経済を学び、畑作農家の後継者となったMさんは、結婚と同時に実家敷地内での新築を検討し始めました。「十勝で性能に定評があり、農家住宅建築が得意な工務店を探し、岡本建設を見つけました」。そう語る奥さんは、子どもの頃から建築士に憧れていたそう。「その夢は、新居づくりに託すことにしました」。
ご夫妻の一番の要望は、厳しい冬を快適に過ごせる確かな性能。さらに、充実した収納スペース、機能的な農家玄関と動線計画、そして岡本建設らしい木の温もりを生かした内装、造作を希望しました。「私たちの予算と希望に折り合いがつくように、きめ細かな提案を重ねながら調整してくれました」とMさんは振り返って語ります。
暮らしやすさを追求したプランは、農家玄関と水まわり、LDKを回遊動線で結んでいるのがポイントです。Mさんが「ゆとりがあれば実現したい」と考えていた書斎もプランに採用され、新居完成への期待が膨らみました。
家族が思い思いにくつろげる
居場所を設けた楽しい住まい
2020年10月末、待ちわびた新居での暮らしが始まりました。勾配天井の吹き抜けが心地よい広がりを演出するリビングには、奥さんが「暖まり方が違う」とこだわっていた薪ストーブを採用。吹き抜けに延びる煙突が、薪火の温もりを2階へと運び、家全体を暖めています。「薪を焚き過ぎると暑いくらい。よく晴れた日は暖房なしで十分快適に過ごせます。また、24時間換気のおかげで空気感も違いますね。岡本建設の住宅性能の良さを、改めて体感しています」と奥さんは笑顔で語ります。
Mさんも「勾配天井の書斎は屋根裏部屋のようで、こもる感じが落ち着きます。2階の階段ホールにも読書コーナーがあり、ダイニングにもカウンターが造作されているので、家族みんながその日の気分でくつろぎスペースを選べる楽しい住まいができました」と大満足の様子。
この春には第一子が誕生予定。初めての子育ても、遊び心あふれる住まいが頼もしくバックアップしてくれることでしょう。
新築前は帯広市内の賃貸住宅に住んでいましたが、毎日現場に通って工事の進み具合を楽しみに見ていました。おかげで大工さんとのコミュニケーションがよくとれ、細かな修正を現場で重ねることができました。例えば、アイアンの手すりを採用した玄関ホールの吹き抜けは、当初のプランでは腰壁でした。施工中に変更を提案され、完成してみると玄関がとても広く感じられ驚きました。熱心な大工さんのおかげで、納得のいく仕上がりになりました。(奥さん談)