中古物件のリノベーションに以前から関心があったOさんご夫妻。「中古 リノベーション」でネット検索して真っ先にヒットしたのが、クレア工業の住宅部門であるリクレアでした。「木と漆喰の家というこだわりにも惹かれ、すぐに連絡を取りました」と語るOさん。
同社紹介の中古物件をいくつか見て回り、その中で古くからの住宅街に立つ築約50年の平屋が目に留まりました。「最初はピンとこなかったのですが、リクレアさんから提案されたのが広々としたロフトのあるプランだったんです。あの平屋を2階建てのように使えるの?と衝撃を受けました」と奥さんは振り返ります。
その直後、新型コロナウイルスが猛威を振るい始め、「今この時期に決めて大丈夫だろうか」と熟慮する時間がありましたが、どうしても見せてもらったプランが頭から離れなかったため、リクレアとの家づくりを決意したそう。こうして、基礎と骨組みだけを残しての大がかりなリノベーションがスタートしました。
完成した新居は、屋根を片流れにすることでロフトをつくり、空間を最大限に活用したのが一番のポイントです。「間取りはリクレアさんからの提案のまま。とても暮らしやすそうで気に入っています」とご夫妻とも満足そうです。内装は床がスギ無垢、壁は漆喰をベースにしたリクレアならではの佇まい。
ナチュラルな中にも、アウトドア好きのご夫妻に合わせて甘くなりすぎないよう、ご夫妻が選んだタイル風の床材やアクセントクロス、アンティーク風チェッカーガラス、アイアンなどを上手に散りばめました。リビングを貫く現しの太鼓梁や、アウトドアリビングとして重宝しそうなウッドデッキは、もとの家のものをそのまま利用しています。
高性能で健康的な家づくりに取り組む同社。Oさん宅でも北海道基準をクリアするUA値0.42の断熱性能を確保し、吹き抜けのあるワンルームの大空間を少ないエネルギーで効率的に暖冷房することが可能です。暖房には身体に優しいペレットストーブを導入。冷房にはエアコンを採用し、オーバーヒートしがちなロフトにはエアコンの冷風を行き渡らせるダクトスペースを設ける工夫も取り入れました。
「もとの家からは想像もできないおしゃれな仕上がりに、ワクワクが止まりません。まもなく家族がもう1人増えるので、この家で家族4人、楽しい暮らしをしていきたいです」とにっこり微笑むご夫妻でした。