快適なストーブライフをサポートする北海道リンクアップは、薪ストーブの設計・施工・メンテナンス会社。今年の8月にリニューアルした札幌市の円山にある同社の札幌ショールームでは、人気メーカーの各種薪ストーブやストーブライフを彩る関連グッズを多数取りそろえています。
ライフスタイルに寄り添った
薪ストーブ選びをお手伝い
北海道リンクアップは、かつて建築関係の企業で働いていた同社代表取締役の唐牛宏さんが、お客様の家にあった薪ストーブに一目惚れしたことがきっかけでスタートした薪ストーブ専門店です。
それまでは「薪ストーブ=昔の暖房機」としか認識していなかった唐牛さんでしたが、「鋳物製薪ストーブの洗練されたデザインや、目の前で燃え上がる美しい炎など、想像もしていなかった薪ストーブの魅力にすっかりとりつかれてしまいました」と笑います。
寝ても覚めても薪ストーブのことを考えるようになった唐牛さんは、募る想いとともにストーブへの知識を深め、今から22年前に北海道リンクアップを設立。薪ストーブの輪は広がりを見せ、現在は道内7ヵ所に「薪ストーブ日和グループ」を展開しています。
北海道リンクアップ設立時は、「憧れの趣味のアイテム」として導入する男性のお客様が多かったという薪ストーブ。ところが近年は、ライフスタイルや趣向の変化、扱いやすい高性能機種が増えたことなどから、30~40代の世帯を中心に、新築時の暖房の選択肢の1つとして検討されるケースが増えているそうです。
家族で薪づくりをしたり、揺らめく炎を眺めながら穏やかな夜を楽しんだり。スイッチ1つで家中を暖めることができる便利な時代に、ローテクな薪ストーブを選択するお客様のほとんどは、「暮らしの手間を楽しめる人」だと唐牛さんは話します。
最近は「薪ストーブで料理を作ってみたい」という実用的な理由から、奥さんのほうが積極的に導入を検討し相談に来るケースも少なくありません。今のニーズに合った品ぞろえで、お客様が商品を選びやすいようにとの思いから、この夏、札幌ショールームをリニューアル。内装のアップデートと合わせて、実演機の薪ストーブを今人気のオーブン付きの機種に入れ替えました。
新たに設置したのは、デンマークの薪ストーブメーカー「HITA(ヒタ)」の「NORN(ノルン)」。熱の立ち上がりが早い鋼板性のボディを蓄熱機能のある天然石で包み、調理に適した温度を保つ優れもので、火力の調整がレバー1つで行えるなど使いやすさも抜群。スタッフの一人がすでに自宅に導入済みで、その性能や快適さは同社のお墨付きです。
現在ショールームに展示している薪ストーブは計14台。随時展示品を入れ替えながら、薪ストーブを知り尽くしたプロフェッショナルたちが、お客様のライフスタイルに寄り添ったストーブ選びをアシストしてくれます。
ポイント1
薪ストーブのプロによる丁寧な説明
同社ショールームの最大の魅力は、知識や使用経験の豊富なスタッフから薪ストーブに関わる総合的な話が聞けること。薪ストーブの魅力や特徴、住まいの広さや高性能住宅の換気の仕組みに合う機種や大きさ、実際に導入した際の暮らしの変化や必要とされる労力、注意点などをしっかりと教えてくれます。薪ストーブへの愛情と理解が深いスタッフの話で、憧れのストーブライフをより具体的にイメージすることができるでしょう。
ポイント2
揺らめく炎を実際に体感
薪ストーブシーズン中は、ショールームで燃焼実演を行なっています。薪ストーブで暖まった店内で、薪のはぜる音や揺らめく炎など、臨場感たっぷりにストーブライフを体験。薪ストーブの炎がもたらす快適さや豊かさを五感で楽しむことで、ストーブライフへの期待がより一層膨らみます。現在、実演機として設置中の「NORN」は縦長のウインドウ越しに望むダイナミックな炎が魅力。また他の暖房機にはない、身体の芯まで心地よい「質の良い暖かさ」にも注目です。
ポイント3
アクセサリー品も充実!
薪ストーブを愛用するお客様は、アウトドアや火を焚くことそのものが好きだという人も多いそう。ショールームには焚付けづくり用のお助けアイテムや、夏場のストーブライフを充実させてくれるBBQ用グリルなど、各種アクセサリー品が充実しているので、ついつい目移りしてしまいます。他にもメンテナンス用品やキッチングッズもずらり。ショールームは、薪ストーブの暮らしをより楽しくするヒントがいっぱいです。
自宅にいる時間が長くなった今、より充実した家時間を過ごす手段の1つとして薪ストーブを選択する方も多く、同社には多くの問い合わせが寄せられています。導入後の丁寧なメンテナンスや、薪の安定供給を目的とした薪専門店「リンクウッド」など、薪ストーブライフのバックアップ体制もバッチリ。「炎のある暮らし」に興味のある方は、ぜひショールームに足を運んでみては。自分の暮らしにマッチする薪ストーブとの素敵な出会いが、きっと待っていますよ。