宮城県南の亘理町の高台に建つHさんのお住まいを訪ねると、ワイドなウッドデッキを元気に飛び跳ねる、ゴールデンレトリバーのサクラちゃんが迎えてくれました。
小学生の長女を筆頭に子どもが3人になり、賃貸の住まいが手狭になったことからマイホームづくりを考え始めたHさんご夫妻。土地探しと並行して、依頼先を探し始めました。同時に設計も自分たちで考え、奥さんが雑誌で見た大きなカウンターがあるコの字型キッチンを出発点に間取りを考え、図面を描きました。
理想のプランを手に、住宅展示場を訪ねて相談しましたが、予算の兼ね合いもあり、理想の家の実現は難しいと感じていました。そんな時、二人が描いたプランに賛同し、実現できるようにいろいろなアイデアを提案してくれたのが、センケンホームでした。「波長が合う。この会社なら面白い家が建てられる」とHさんは迷わず依頼を決めました。
センケンホームはお客様にとっての「おかかえ大工」となるべく、熟練の技を持つ大工職人による、自然素材の家づくりを実践しています。Hさん宅も、外壁やウッドデッキに無垢材をふんだんに使用し、室内も、床や天井、現しの梁などに無垢材を使い、木の魅力を上手に引き出しています。キッチンカウンターにタモの木を使うなど適材適所の木を吟味。味わい深い空間を演出しています。
1階は、LDKと小上がりの和室がつながり、さらにスリット階段で吹き抜けの2階とつながるオープンな空間ですが、壁や天井の仕上げなどを変えて暮らしのシーンを緩やかに分けています。
共用スペースの中心にあるコの字型キッチンはシステムキッチンとタモ無垢材を組み合わせて造作したオリジナル。家全体を見晴らせる位置にあり、子どもたちを見守りながら料理や後片付けをし、家族は自然にカウンターに集まり、好きなことをしながらおしゃべりが弾みます。まるでカフェのように居心地の良い集いの場。Hさんがキッチンに立つことも多いそうですが、将来は長女と次女も料理を手伝うようになりそうです。
センケンホームの自慢は、お客様の理想の家を建てることに真摯に向き合う担当者、職人、そして「顔が見えるお付き合い」です。設計から見積もり、施工まで同じ担当者が窓口として担当する一貫体制で、連絡もスムーズ。地元密着の会社なので、引き渡し後も年2回以上訪問し、何かあればすぐに駆け付けてくれるのも安心です。Hさん宅の建築中も、「ここはこう変えよう」とセンケンホームと話をして臨機応変に細かく提案してもらいながら、自由設計の良さを存分に集めた家が完成しました。
キッチンカウンターに座って、子どもたちと愛犬が活発に遊ぶ姿を見る時も、子どもたちが寝てから夫婦でお酒を飲む時間も、休日にバルコニーで日向ぼっこをする時も、さまざまなシーンで幸せを感じるHさん。間取りはもちろん、高断熱・高気密で省エネ性も高く、居心地も申し分ない新居に「たくさんの要望を聞いてもらい大満足です」と、笑顔を見せてくれました。