「私と息子は肌が弱く、新築にはなるべく化学物質を使用したくないと考えていました」と話すMさんご家族の新居は、木目の凹凸が心地よく優しい肌触りをもたらす、浮造りで仕上げたスギの無垢フローリング、壁や天井には漆喰の塗り壁など、自然素材が活きる家です。
Mさん宅を手がけたのは森栄建設。「災害に強く、環境や身体に優しい高性能な住まい」をモットーに、水に強く耐震性のあるFPパネルの採用や耐久性のある外壁材の選択など、家そのものの性能を高めることに力を注ぎ、「深川で家を建てるならば森栄建設」と言われるほど、地域に根ざした同社の家づくりには厚い信頼が寄せられています。
近年はZEH住宅にも積極的に取り組んでおり、Mさん宅も深川市の厳しい冬を乗り越えるための高い断熱性能を確保し、太陽光発電パネルを搭載。道北では2棟目となる地下水をヒートポンプの熱源として利用している地中熱ヒートポンプも採用し、省エネと創エネを併せ持つ、環境にも家計にも優しい住まいになっています。
新居での暮らしも1年を過ぎたMさんご一家は先日、ある実験をしてみたといいます。「数日間、換気を止めて暮らしてみたのですが、結露もほとんどなく快適さに変化は全くありませんでした。自然素材の素晴らしさを改めて実感することができたんです」。まるで家自身が呼吸しているかのような清々しい室内環境を、自然素材に包まれた住まいが実現させています。
そんなMさん宅の一番の見どころはロフトまで続く大きな吹き抜け。吹き抜けに張られたアスレチックネットは、「子どもたちが全身で楽しめるような家にしたい」というMさんご夫妻の希望がカタチになったものです。
1階と2階にはそれぞれブランコも設置。2階の壁の一部はボルダリング壁になっており、最上階となるロフトまで、壁やネットを使って身体を動かしながら登ることができる楽しい構造です。子どもたちは上下左右と自由に動き回り、住まい全体をアスレチックパークのように楽しんでいます。
「アスレチックネットやボルダリング壁は、大人も使用できるので、私も楽しんでいます。子どもたちの友達もたくさん遊びに来て、めいっぱい身体を動かし、この家を満喫してくれています」と充実の笑顔を浮かべるMさん。賑やかな子どもたちの声と、自然素材に包まれた心地よい住まいは、家族に生き生きとした毎日をもたらしています。