戸建て 築35年
仙台市・Iさん宅
家族構成/夫婦40代、子ども3人
物件購入直後にリノベーションを予定していたIさんご夫妻。しかし震災直後だったことで思うように進まず、仕切り直すことに。逆にそれが理想の家へと近づく第一歩となりました。じっくりと時間を費やして完成したのは、お子さんたちがのびのびと生活できる大空間LDKを中心に、家事動線や収納にも配慮した自然素材満載の住まいです。
検討を重ねて理想の工務店に出会い
大満足のリノベーションを実現
Iさんご夫妻はリノベーションをして住むことを前提に、2011年に築28年の戸建て住宅を購入しました。折しも東日本大震災の直後。手に入れた家もダメージを受けていたことから、早急にリノベーションをしたいと考えていたものの、当時は震災の復興需要でどこの工務店も忙しく、応急処置をしてもらうのが精一杯でした。そのため「ならばいっそのこと急がず、じっくり腰を据えて考えよう」と頭を切り替えることにしたといいます。
そこから雑誌やインターネットなどで一から情報収集を始めたIさんご夫妻。数十社を検討し、見学に訪れたモデルハウスや完成住宅は30棟以上に及びました。その中から選んだのが、お二人がこだわった「無垢と漆喰でつくる自然素材の家」を得意とするクレア工業の住宅部門、リクレアでした。「リクレアさんの家はオシャレだけどオシャレすぎず、整っているけれど窮屈ではないというか。そんな居心地の良さそうな雰囲気も決め手になりました」と奥さんは明かしてくれました。
こうして7年越しの念願叶ってリノベーションを実現させたIさん宅。3人のお子さんたちがのびのびと遊び、勉強ができる心地よい住まいへと生まれ変わりました。「結果的に工務店選びやプランニングに時間をかけられたことが、満足のいくリノベーションに繋がったのかもしれませんね」とご夫妻は微笑みます。
漆喰による外断熱で大空間を可能に
家事と収納の両立もポイント
Iさん宅の魅力の一つは、外壁や内壁に施した漆喰塗りの美しさ。これは左官の専門業者である同社の真骨頂です。特に外壁に漆喰仕上げによる湿式外断熱を採用することで断熱・気密性が高まり、室内に大空間を設けることも可能に。以前は部屋数が多くて使い勝手が悪かった住まいに、間仕切りのない広々としたLDKを実現しました。
「大きな空間だと冬は暖まりにくいのでは?という心配も杞憂でした。前の家が寒かっただけに本当に快適です」とIさん。奥さんも、「子どもたちが走り回ってうるさいぐらいですが、どこにいても目が行き届くので安心ですね」と満足のご様子です。
家事の負担を軽減するプランニングも見逃せません。一直線に繋がれたキッチンと洗面所の間には、家事と収納を両立させた納戸を配置。また部屋のレイアウト変更により、室内の各所に用途に応じた収納を豊富に設けた点もポイントです。「この場所には何を収納したい、と細かく要望を出し、一つひとつに収納詳細図をつくってもらいました。かゆいところに手が届く収納のおかげで、家の中の整理整頓がはかどります」。
創業以来50余年にわたり培った左官技術を駆使し、住まい手の暮らしに合わせた空間をつくり上げる。そんなリクレアの本領が発揮されたIさん宅には、今日もお子さんたちのはしゃぎ声が響き渡っています。
建築データ
□リノベーション面積
161.26㎡(約48坪)
□主な外部仕上げ
屋根/棟瓦の耐震補強・瓦納め直し等補修、外壁/湿式外断熱 A種ビーズ法ポリスチレンフォーム特号60㎜ ビオシェル仕上、建具/玄関ドア:断熱ドア、窓:アルミ樹脂複合サッシ(Low-E・ペアガラス・ガス入)
□主な内部仕上げ
床/栗駒スギフローリング、壁・天井/ホタテ漆喰
■工事期間
約4ヵ月
■設計/施工
リクレア クレア工業(株) 住宅事業部