北洲が商品企画・資材供給する住宅ブランド「美しい小さな家」は、地域工務店が提供する高断熱・高気密かつ高品質にこだわり、住み継がれる価値のある本物の家です。「美凛(びりん)」「SUPERB(スパーブ)」「ニホンノイエ」「Etre!(エトレ)」と名付けられた4つのシリーズがあり、この記事では、『ニホンノイエ SERIES』のモデルハウスをご紹介します。
風情や情緒にあふれた日本の伝統的な住宅。住んだことがなくても、外観を目にしただけで、一歩室内に入っただけで、不思議とほっとする意匠にあふれています。しかし、先進国の中で日本の住宅は、室温の快適性、省エネ性に劣ることも事実です。
「ニホンノイエ」は和の要素を取り入れながら、高性能を追求。大空間を暖められる高い断熱性・気密性で室内温度を快適に保ちます。また、間仕切りを少なくすることで、全館暖冷房を容易にし、大きな家でなくても広さとゆとりを感じられる住まいです。自宅時間が長くなりつつある近年の状況や、床に直接座るよりも椅子に腰かけることの多くなった現代の生活を考慮し、心を穏やかに保ち、リフレッシュできる住まいをコンセプトにデザインしました。
外壁はやわらかい印象をもたらす塗り壁で、白やベージュを基調としています。そこに、赤系の臙脂(えんじ)色、緑系の海松(みる)色、青系の青鈍(あおにび)色、オレンジ系の弁柄(べんがら)色、グレー系の黒鼠(くろねず)色の伝統色の中から、住み手が好みの1色を選び、差し色として配します。
玄関ドアを開けると、玄関の壁も手塗り。ポーチから向かいの壁まで、床材は統一されています。町家の「通り土間」に着想を得た間取りで、突き当たりに配置された大きな窓で、空間が抜けているような印象です。外装材と同じ素材や技術を使い、内と外を曖昧につなぐことで、玄関が仕事モードから自宅モードに切り替える緩衝帯の役割を果たします。
玄関には「ただいま手洗い」と名付けた手洗いカウンターを標準設置。感染予防に配慮する近年の変化に合わせた機能ですが、流線型のシンプルなデザインでインテリアのような趣です。伝統的な日本の住宅から現代にも生かせる工夫を選び抜き、要所ごとに加えて、現代人の生活にフィットする、新しい日本の家を実現しました。
【美しい小さな家】のほかのシリーズも併せてご覧ください
・どこか懐かしい、それでいて新しい。「美凛 SERIES」
・自宅で愉しむ、自宅を楽しむ。「SUPERB SERIES」
・自然と同調し、やがて景色となる。「Etre! SERIES」
【美しい小さな家】のシリーズをまとめて知りたい方はこちらから
・【東北・規格住宅】北洲と地域工務店が提供する「美しい小さな家」