土地に出会うまで4年
温め続けたマイホームの夢
「結婚後、なるべく早くにマイホームを建てたい」と考えていた共働きのEさんご夫妻。新築の依頼先を検討していた奥さんの目に留まったのが、とかち工房の住まいでした。「木を生かしながら、ほかにはない洋風の雰囲気のある建物が、好みにぴったりでした。インターネットで探して、すぐに会社を訪ねました」と、奥さんは振り返ります。
とかち工房と一緒に4年がかりで希望エリアの宅地を購入したご夫妻は早速、プランづくりを開始。Eさんは吹き抜けを設けたゆとりあるリビングを実現したいと伝えました。一方、奥さんは仕事と育児を両立させるため、効率の良い洗濯動線や充実した収納計画を希望。日常のメンテナンスのしやすさにもこだわりがありましたが、床は質感を優先して無垢材の採用を要望したといいます。
「木と手仕事の温もりあふれる空間はとかち工房ならではの魅力。その良さを生かした住まいにしてくださいと、詳細はお任せしました」と、奥さんは話します。
暮らしやすさが行き渡る
理想を超えた住み心地
2023年7月、パイン材の造作が随所に施された住まいが完成。リビングにはEさんの希望どおり、高い吹き抜けが設けられました。「木の香りと広々とした雰囲気、床の足触りが気持ちよくて、家族が自然と集まるくつろぎ空間になりました」とEさん。
リビングから続くキッチンもゆったりとしたつくりで、1階全体が見渡せるので子どもの様子を見ながら家事ができます。隅切りの角地という敷地を生かした、緩やかなアールを描くダイニングもとかち工房ならではの設え。「キッチンの後ろにはユーティリティがあるので、家事の負担もグッと減りました」と、奥さんは声を弾ませます。
トリプルガラス木製サッシを採用した高性能な新居は、省エネ性も抜群。主暖房には、とかち工房に勧められた薪ストーブを採用しました。「性能の良さと薪火の相乗効果でどのくらい快適な冬が過ごせるのか、薪に火を入れる日が楽しみです」と、Eさんは笑顔で話してくれました。
「イギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスのデザインが好き」と、打ち合わせ時に何気なく話した一言から、新居のダイニングやリビングのカーテンにはモリスのテキスタイル、ほかの部屋もモリスのテイストに近い壁紙やカーテン、照明を選んで提案してくれました。キッチンの造作収納も、その雰囲気にぴったり。内装プランはとかち工房にお任せしていましたが、私たちの好みに寄り添う提案のおかげで、思い描いていた以上のマイホームが実現できました。(奥さん談)
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