住宅街が続くエリアながらも、周囲に豊かな自然が広がる好立地に立つ互い違い屋根が印象的な住まい。この家は、2023年3月に完成したDさんご家族の新たな居場所です。「住宅雑誌で見かけた家のテイストが好みだったのと、自社大工がいるという安心感が決め手になりました」と、Dさんご夫妻は依頼先の関工務所との出会いを振り返ります。
ワンフロアで完結する平屋、カーテンいらずの広いLDK、ファミリークローゼットなど、ご夫妻には暮らしやすさへのさまざまな希望がありました。
関工務所では、広く取ったLDKに全面の大開口を設けて中庭とつなげた、開放感あふれるコートハウスのプランを提案。ナラ無垢材の床や下がり天井に木を設えたナチュラルな色味が心地よいリビング・ダイニングが、そのまま中庭のウッドデッキと連続し、一体感のある空間を演出しています。
水まわりは西側に集約させ、ファミリークローゼットと回遊動線でつなぐことで、洗濯物を干す・畳む・しまうの一連の作業がスムーズに行えるようになりました。
「ほかにも細かい要望がたくさんありましたが、『できません』というのはなく、プロならではの判断と提案で具体的な形にしてくれました。おかげさまで、思い描いていたとおりの暮らしが送れています。子どもたちも家中を元気に走り回りながら、この家での暮らしを楽しんでくれていますね」と、奥さんは笑顔で話してくれました。
Dさんご家族との家づくりは、土地探しからでした。幸い東と南に接道した条件の良い土地が見つかったのでそれを生かしつつ、ご夫妻が望まれる暮らし方についてじっくりとヒアリングを重ね、外には閉じて内には開く、開放的なコートハウスをつくらせていただきました。
注文住宅で大切なのは、何よりも住まい手の想いを叶えることにあると考えています。大小さまざまな要望をまとめて整理して、より良いものになる提案をする。関工務所にはそれを実現するための、創業以来120余年の歴史の中で培ってきた技術力があります。優れた技術だからこそ実現できるデザインがあり、そのためにさらに技術力を追求していく。「優れた技術を生かした美しいデザインの木の家」こそが、私たちが目指す家づくりです。
群馬県高崎市・Dさん宅 スライドムービー
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家づくりを始める際に重要となるのがパートナー選び。自分に合ったパートナーにたどり着くためには、まず、どのような選択肢があるかを知ることが重要です。
大きな住宅展示場にモデルハウスを持ち、多数のメディアで大々的に広告している大手ハウスメーカーに比べ、地域の「工務店」は、興味はあってもなかなかその実情を把握しにくいのが現状です。
そこで今回は、それぞれに特徴や強みの異なる工務店との家づくりをご紹介。工務店をパートナーに選んで建てた実例と住まい手の声を通じ、その魅力を紐解きます。
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