Fさんご夫妻は第一子誕生を機に築10年の中古マンションを購入し、17年間暮らしてきました。しかし「いつかは、気に入った土地を見つけて戸建てに住み替えたい」と考えていたといいます。
そして、ご夫妻は2021年の春先、雑木林が裏手に広がる160坪の宅地と出会い、住み替えを決意。ご夫妻が思い描き続けてきたのは、木をふんだんに使った外壁や内装に薪ストーブ、素材感豊かな塗り壁、周囲の緑を採り込む窓、伸びやかな吹き抜けとオープンキッチンのある住まいでした。
「希望を叶えてくれそうな工務店をインターネットやリプランで探したら、大元工務店を見つけました。ここに僕らの夢を託したいと思いました」とFさん。要望を聞いた大元工務店は、玄関と土間、LDKが一体となった開放的なプランを提案。また、裏動線を備えた回遊プランも採用しました。
新居の玄関を開けると、目の前には木の香り漂うLDKが広がり、その開放的な空間に訪れた誰もが驚きの声を上げます。「充実したバックヤード空間が生活動線に合わせて設けられているので、家事がしやすく、LDKはいつでもきれいな状態を保てます」と奥さん。「戸建てならでは」と憧れていた大きな吹き抜けには、隣接する森の緑が染み込むような大きな採光窓も設置。「夢見た以上の戸建て暮らしが実現できました」と、Fさんも満足そうに話してくれました。
大元工務店は、道産材やレンガ、塗り壁など自然素材と手仕事を生かしながら、知恵を絞り、ご家族の叶えたい住まいと暮らしを“ともに”つくり上げる町の工務店で在り続けたいと考えています。
Fさんご夫妻が背後に広がる雑木林の豊かな緑に魅せられて購入した土地は、土砂災害特別警戒区域に指定された場所でした。法規上、万が一の災害に耐えうる構造が求められる土地でもありましたので、雑木林に面する西側に高さ2m超、厚さ35㎝の高基礎を設えて、擁壁を兼ねた頑強な構造を採用。その一方で、四季の彩りを室内からも存分に楽しめるように、開口計画にも力を入れました。自然の移ろいが染み込む住まいは、Fさんご一家にさまざまな楽しみを運んでくれることでしょう。
札幌市・Fさん宅 スライドムービー
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家づくりを始める際に重要となるのがパートナー選び。自分に合ったパートナーにたどり着くためには、まず、どのような選択肢があるかを知ることが重要です。
大きな住宅展示場にモデルハウスを持ち、多数のメディアで大々的に広告している大手ハウスメーカーに比べ、地域の「工務店」は、興味はあってもなかなかその実情を把握しにくいのが現状です。
そこで今回は、それぞれに特徴や強みの異なる工務店との家づくりをご紹介。工務店をパートナーに選んで建てた実例と住まい手の声を通じ、その魅力を紐解きます。
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