長年過ごしてきた実家の二世帯住宅を建て替え、夫婦二人の終の住処にと考えたTさん。立地は海沿いで潮風が強く、体感気温が低いため高断熱・高気密は必須。知人から「性能が高くて、暖かい家を建てる会社」と評判を聞いていた小山内建設なら間違いないと確信し、お願いしたといいます。
Tさんは漁師のため、作業着のまま出入りできる裏玄関や、大容量のパントリー、回遊動線などを希望。隣には息子さんご家族が住んでおり来客も多いため、LDKは26帖と広く取りました。
和モダンをコンセプトにした高級感あふれる落ち着いた内装は、センス抜群の奥さんが一つひとつ吟味して決めていったもの。「細かい部分は建築中に現場に来て、サイズ感や雰囲気を見ながら決めさせてもらえたのがよかったです。おかげで思いどおりの家が出来上がりました」と奥さん。造作した飾り棚に趣味の陶芸作品をどう飾ろうかと思案中だそうです。
以前の家は暖房をつけっぱなしにしないと寒さを感じ、冬の暖房費が高額でした。新居は210㎜断熱とトリプルガラスで、冷たい風や目の前の道路の車の音もシャットアウト。家中どこにいても暖かく、裸足で過ごせるほどです。見慣れているはずの海も新しい家からの眺めは新鮮で、Tさんは2階のセカンドリビングにある大きな窓から海を眺めながら、仕事終わりにお酒を飲むのが幸せなひとときだそうです。
Tさん宅は夫婦二人暮らしですが、息子さんや娘さんが孫を連れて遊びにくるので、家族が集える家として広々としたLDKを設けました。地元工務店ならではのフットワークの軽さと臨機応変な対応をモットーにしている当社だけに、今回も現場を見ながら、Tさんと「ここはこうしよう」と決めていったところが多かったです。
小山内建設は、道北ではいち早く長期優良住宅や北方型住宅を手がけ、高性能住宅の地域工務店として実績を積んできました。200㎜以上の断熱性能を標準としていますが、エネルギー計算は緻密に行い、ランニングコストもしっかり算出。各種補助金申請も行い、全体のコストバランスを見ることも忘れません。土地や風土に見合った、暖かくて省エネな家づくりを目指しています。
稚内市・Tさん宅 スライドムービー
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家づくりを始める際に重要となるのがパートナー選び。自分に合ったパートナーにたどり着くためには、まず、どのような選択肢があるかを知ることが重要です。
大きな住宅展示場にモデルハウスを持ち、多数のメディアで大々的に広告している大手ハウスメーカーに比べ、地域の「工務店」は、興味はあってもなかなかその実情を把握しにくいのが現状です。
そこで今回は、それぞれに特徴や強みの異なる工務店との家づくりをご紹介。工務店をパートナーに選んで建てた実例と住まい手の声を通じ、その魅力を紐解きます。
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