中庭を望む大開口が気持ちいい
プライバシーを守るコの字型の家
ワック アーキテクツとの出会いはリプランだったというHさんご夫妻の住まいは、南以外の3方向を隣家に囲まれた住宅地に立っています。ゆとりのある約130坪の敷地を活かすために和田さんが提案したのは、中庭のあるコの字型の平屋でした。
道路側にガレージを配置することで外からの視線を遮ってプライバシーを守るとともに、中庭に対してオープンな居住空間を実現。LDKに同社の特徴的なデザインである特注ガラスの大開口を設け、明るく開放感のある空間を生み出しました。
暮らしやすさを叶える回遊性のある間取りもポイントです。「玄関の隣にクローゼットを置きたい」という要望を受けて、玄関から直接LDKにつながる動線のほか、シューズクロークからウォークインクローゼット、水まわり、寝室まで直進できる2WAY動線を確保。外出・帰宅時の身支度をスムーズに行えます。さらに横並びのダイニング・キッチンや最短距離で行える洗濯動線など、共働き夫婦の家事負担を減らす工夫も十分です。
シンプルを究めるデザイン性と
快適に暮らせる住宅性能を両立
「暮らしに寄り添ったシンプルで機能的な家」を提案しているワック アーキテクツ。木目が控えめなカバ無垢フローリングなど木材をふんだんに使用した内観は、窓や建具、幅木の納め方など細部にまでこだわり、空間デザインの美しさを追求しています。
気になる住宅性能は、充填＋付加のダブル断熱とトリプルガラスの採用により、HEAT20 G2グレードをクリアする高い断熱性を実現。ヒートポンプ式温水暖房システムを採用し、LDKと脱衣室に設置した2台のパネルヒーターで全館を暖めるほか、ダウンフロアリビングと玄関に床暖房を設置。夏は天井埋め込みエアコン1台で、部屋中を快適な室内環境に保ちます。「こんなに快適な家は住んだことがありません。冬でもTシャツ・短パンで過ごしています」と、住み心地の良さにHさんも笑顔です。
お店をイメージして造作したオープンラックや本棚、寝室の小上がりベッドなど、ご夫妻の要望をカタチにしながらデザイン性と住宅性能を両立させた、末長く快適に暮らせる住まいが完成しました。
家を建てるならおしゃれな家がいいと思っていました。初めはワックの家の美術館のような外観に惹かれましたが、依頼の決め手は代表の和田さんの人柄と経験値でした。いつも要望を真摯に受け止めて、「それはできません」と否定せず、私たちのアイデアをより良いものに変えて提案してくれました。デザインだけでなく断熱性などの機能面も良く、住み心地は最高です。（Hさん談）
家を建てるならおしゃれな家がいいと思っていました。初めはワックの家の美術館のような外観に惹かれましたが、依頼の決め手は代表の和田さんの人柄と経験値でした。いつも要望を真摯に受け止めて、「それはできません」と否定せず、私たちのアイデアをより良いものに変えて提案してくれました。デザインだけでなく断熱性などの機能面も良く、住み心地は最高です。（Hさん談）＼2022/12/14発売！「Replan青森 2023」／
「窓のキホンを知る」では窓の役割やつくりの違いについて、「暮らしの中の窓を知る」では実際に家を建てたご家族の暮らしに対するこだわりや暮らしの希望と窓の関係について、「窓と住宅性能の関係を知る」では寒冷地で性能向上を続けてきた住宅と窓の性能向上がもたらした住まいの自由度について、それぞれ詳しく紹介しています。
あなたの暮らしにとって重要なことは何か。「窓」を考えることでそれが見えてくるかもしれません。
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住まいに欠かせない要素のひとつである窓。今号ではじっくりと窓について考えてみましょう。