幅広のウッドデッキはどこか懐かしい縁側の雰囲気でソトとウチを繋ぐ

希望したのは利便性の良い立地でありながら、近隣からの視線が気にならない、緑を楽しめる家。完成したのは、中庭を中心とした開放的な家でした。リビングにはソトとウチをつなぐ大きな窓と縁側のようなウッドデッキ。2階にも庭の木々がちらりとのぞく窓を設け、家の中のどこにいても自然を感じられる、緑と暮らす家となりました。

◎家族構成/夫婦30代、子ども1人
◎構造規模/木造・2階建て
◎設計/(有)TAO建築設計
◎施工/(株)藤井工務店

玄関から奥のリビングへと抜け感のある空間が広がり、面積以上の開放感

五角形の変形敷地に合わせ、間取りも中庭を中心とした変形にリビングのソファからの眺め。緑を眺める特等席だ

階段越しに中庭を望むキッチンからの眺めは奥さんのお気に入り

庭木の木漏れ日が落ちる中庭やウッドッデッキに長めの庇が好バランス
吹き抜けからも中庭を望む。デッキにはご主人お気に入りのハンモック
2階から1階を見下ろす。適度な光と影の陰影が室内をやわらかく照らす
2階は可動式のユニット家具で可変式の間取り。奥はご主人の書斎
吹き抜け上部を窓にして中庭の風景を切り取るピクチャーウィンドウに
広い玄関土間からも中庭の緑と坪庭。どこにいても緑を感じる
住宅密集地の一角にある土地は、変形五角形で約40坪