子どもの幼稚園入園前に家を建てたいと考えていたMさんご夫妻。選んだのは、自然素材を使った家づくりに以前から好感を抱いていたという増子建築工業、中でも同社初の規格住宅となる「築プレーン」でした。外側は決められた規格で高性能な「箱」をつくってコストを抑え、内側はスケルトン・インフィル構造により自由自在かつ可変性のある間取りが実現可能と、住む側のメリットも大きいこの規格住宅。間取りへのこだわりが強かったMさんにとってまさに最適だったと言います。Mさんがパソコンを使ってレイアウトを考えたという室内には、機能性と心地よさが同居しています。
広々としたLDKを中心に、無駄な動きを省ける回遊動線を導入。リビングには憧れの吹き抜けを設け、明るさと開放感を演出しました。シューズクローク、パントリー、各個室のクローゼットなど収納も豊富です。特筆すべきは3帖超の家族用ウォークインクローゼット。帰宅後、ここで着替えを済ませてからLDKへ、という動線を思い描き、配置場所や使い勝手まで考慮されています。
増子建築工業ならではの素材感も魅力です。浮造り加工を施したスギ無垢の床、珪藻土の塗り壁、スギの大黒柱と、自然素材を惜しげもなく使い、構造躯体には墨付け・手刻みという大工職人の技を注ぎ込みました。断熱材には同社標準仕様の天然健康素材・セルロースファイバーを採用。見えない部分にも手を抜かない同社の信念がうかがえます。
「エアコン1台で一年中快適。光熱費も前の社宅時代の半分になりました」とMさん。奥さんも「動線や収納のおかげで家事がしやすいです」と笑顔を見せます。性能、間取り、デザイン、価格、すべての面で大満足のご様子でした。
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都市部の土地不足やミニマルな暮らしへの欲求の高まりなどを受けて、コンパクトな家の需要も増えています。一方で、コンパクトというと「小さい」「狭い」「窮屈」というマイナスイメージを持つ人も多くいるのではないでしょうか。
そこで今回は、延床面積がそれぞれ29坪、29坪、26坪という「コンパクト」なお宅を訪問。コンパクトな家は狭いのか、空間が小さいことにはどんなメリット・デメリットがあるのか、充実したコンパクト空間にするためのコツは何なのか、その実態を探ってきました。
プロが語るコンパクトな住まいを豊かにする空間の工夫と、いま大切にしたいことにも注目です。
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