マンションや戸建てのリノベーションで注目のリグワークス。次々と公開されるモデルハウスには、家づくりのヒントが詰まっています。2月にオープンした戸建てリノベーションモデル「平和ベース」は、もとは築36年の5LDKで昔ながらの日本住宅。今の暮らしに合わせた増減築を行い、ゆとりある空間が心地よい3LDKに生まれ変わりました。忙しい毎日に彩りが生まれる住まいの秘密を見てみましょう。
室内に入るとまず印象的なのが、明るく開放的な吹き抜けのLDK。一見すると新築のようですが、柱や梁などしっかりと既存部分も生かされています。リビング・ダイニングの窓際は上部が吹き抜けの土間になっており、外とのつながりを感じられる縁側のような心地よさ。フラットなアイランドキッチンには吊り戸棚を設けず、抜け感と面積以上の開放感を演出すると同時に板張りの吊り天井を採用し、洗練された雰囲気が漂います。
リモートワークにも便利なスタディスペースは、ぐっと落ち着きのあるカラーコーディネート。程よいこもり感を備えた今の暮らしに寄り添う設計で、家の中でもオンとオフの切り替えを容易にしています。
こだわりのランドリールームは全自動洗濯機とガス乾燥機を横並びに配置し、上部は作業用のカウンターに。スペースのアクセントにもなっているトレンド感あるハンガーパイプは、ガス管でつくった同社のオリジナルです。配管設備も目隠し板を外すだけで点検やメンテナンスが可能。
リグワークスの母体会社は札幌を中心に北海道エリアでLPガスや石油製品事業を手がけるエネルギーの総合商社「札幌アポロ」。それだけに、熱源の選択や、リノベではなかなか判断が難しい既存配管や設備設置についても、熱源のプロとして的確なアドバイスを行っています。空間設計はもちろんのこと、イニシャルコストからランニングコスト、さらにはメンテナンスコストまで加味した熱源設備の提案は、家づくりにおいても重要なポイントです。
全体的に過分なつくり込みをせず、住む人が自分たちらしく自由に暮らしを整えていけるシンプルな空間。同時に、忙しい日々を支える設備機器に関しては、プロの目でしっかりと効率良く、メンテナンスしやすく計画されています。
建築部であるリグワークスは発足してまだ1年。新しい事業部ならではの自由度の高さと発想力で、ユーザーの要望を柔軟に取り入れていきたいとのこと。次々に公開されるモデルルームも見逃せません。
札幌アポロ株式会社の「プロの言葉」記事も併せてご覧ください。
▶ガスの特性を知って最適な熱源選びを[暮らしの熱源編]
Lig works MODEL HOUSE 平和ベース
所在地 札幌市西区平和2条4丁目3-26
公開情報 完全予約制(公開時間10:00~17:00/定休日 火・水曜日・祝日)
※見学にはご予約が必要です。011-299-3786までお問い合わせください。