高いデザイン性の裏側で
注文住宅の基本もしっかり
「昨年結婚したのですが、このご時世で結婚式も新婚旅行も叶わず、そのために貯めていた資金を家の購入に充てようと、住宅会社について調べ始めました」と振り返るのはYさんご夫妻。ウェブサイトやモデルハウスを訪れるなかで、お二人ともに惹かれたのがリヨ・デ・ホームでした。「無垢の床、現しの天井や柱など、木の温かみがありながら、アイアンやモルタルなどを組み合わせた雰囲気が自分たちにとってジャストなカッコよさだったんです」。
リヨ・デ・ホームでは、デザインの方向性を示す複数のブランドを展開。そのうちYさんの心を捉えたのは、ビンテージ感と住み心地のよさを両立させた「CASA×LABO(カーサラボ)」でした。工場や倉庫などのテイストを取り入れたインダストリアルデザインの住空間で、北海道では同社がいち早く取り入れたスタイルです。もちろんデザイン性だけではなく、構造や性能面も重視。「リヨさん独自の勉強会を開催していて、耐震構造など家づくりの大切なポイントをはじめ、土地やお金のことまで、丁寧に教えてくれるので安心できました。2、3ヵ月の間に数回参加したと思います」。
間取りや素材の理想形は
オープンハウスで明確に
空間のプランはどのように組み立てたのでしょう。「勉強会と並行してオープンハウスを5、6軒見学し、私たちにとっての間取りや素材の理想形を明確にしました。空間の広がりや質感をリアルに感じられるので、写真とは全然違いますね。同じ会社が建てた家ですが、それぞれ個性があることも分かりました」。
そのうえで、Yさんが設計担当者に伝えた主な要望は、たっぷり収納できるシューズクローク、玄関と脱衣室をつなぐ位置にファミリークローク、そして2階にフリースペースを設けるというもの。それを受けて最初のプランが提示されると、「すごい! 伝えたことがすべて詰まっている!」と感激したそう。「オープンハウスで『このタイルかわいい』とか『室内窓がおしゃれ』とか、私たちが発した何気ない一言も覚えてくれていて、しっかり取り入れてくれました。だから変更点はほとんどありませんでしたね」。
実際に暮らし始めて3ヵ月。住み心地をたずねると「好きなデザインに囲まれて暮らすのは気分が上がります(笑)。しかも、使いづらいところが全然ないんです。おしゃれと実用性が両立している感じがいいですね。今後はウッドデッキやドッグランなどを設けて、家時間の楽しみ方を広げていきたいです」と楽しそうに話してくださいました。