札幌市中心部から路面電車で20分ほどの住宅地に位置する木造3階建て住宅。東側に幅の狭い前面道路、西側には高層マンション、北側に3層のテナントビルが迫り、南側の空き地は将来住宅用地としての利用が予想されるという囲まれた立地のため、プリバシーに配慮しながら広がりや光を感じられる空間への工夫がなされています。限られた床面積の中で廊下的空間を最小限に抑えるスキップフロアによる構成と、その中心となる階段に寄り添って光井戸を設置することで、外観から想像が付かないほどの明るい室内を実現しています。
◎家族構成/夫婦
◎構造規模/木造・3階建て
◎設計/(株)アカサカシンイチロウアトリエ 赤坂 真一郎
◎施工/S・建築製作所(株)