美しい曲線を描く階段の下は、ベンチを兼ねた収納スペース。たくさんの子どもたちが遊びに来た時は、テーブル代わりにも

築13年の中古住宅を購入し、暮らし方に合わせてリノベーションした住宅。閉塞感のあった既存の吹き抜けの腰壁は取り払われ、リビングから直接2階へつながる四分円階段を設置し、間仕切りのないLDKが生活の中心になりました。階段を上がったところに書斎兼子どもたちの勉強スペースを設置。2つのくつろぎ空間が吹き抜けと階段でつながり、家族が程よい距離感を保ちながら、互いの気配を感じられる住まいとなりました。

◎家族構成/夫50代、妻40代、子ども2人
◎構造規模/戸建て・築13年
◎設計/富谷洋介建築設計 富谷 洋介
◎施工/(株)HOPE・創Life

既存のリビング吹き抜けには、梁が現しになっていた。リノベーションではこの梁に床板を張り、ブリッジ状の階段ホールに

奥さんが「狭く、閉ざされた印象だった」という既存のキッチンは、木をふんだんに使った造作キッチンに変更。通路側には、ハウス型の間仕切りゲートが、開放的な家事空間のアクセントに
奥さんが「狭く、閉ざされた印象だった」という既存のキッチンは、木をふんだんに使った造作キッチンに変更。通路側には、ハウス型の間仕切りゲートが、開放的な家事空間のアクセントに
奥さんが「狭く、閉ざされた印象だった」という既存のキッチンは、木をふんだんに使った造作キッチンに変更。通路側には、ハウス型の間仕切りゲートが、開放的な家事空間のアクセントに
 
 
既存の高い腰壁を取り除いた2階階段ホールの先には、子どもたちが「図書室」と呼ぶ家族共用のセカンドリビングを新設した
既存の高い腰壁を取り除いた2階階段ホールの先には、子どもたちが「図書室」と呼ぶ家族共用のセカンドリビングを新設した
既存の高い腰壁を取り除いた2階階段ホールの先には、子どもたちが「図書室」と呼ぶ家族共用のセカンドリビングを新設した
 
「元気よく子どもたちが階段を上り下りする姿を見るたびに、リノベーションをして良かったと思うんですよ」と奥さん
外観は既存のまま。アール部分内側がリビングになっており、階段もこの曲線に合わせて設計された