のどかな田園風景を背にした造成地の一角に完成したYさん宅。この地域は積雪量こそ多くないものの冬は寒さが厳しく、夏は高温多湿という環境にあります。家づくりにあたって「断熱性を重視したい」「自然素材の温もりや、開放感を感じる家がいい」と希望していたYさんは、省エネ性とデザイン性の両方を叶えてくれる家づくりのパートナーとして、アサヒアレックス東日本を選びました。
アサヒアレックス東日本は、新築からリフォーム・アフターサービス・不動産に至るまで、暮らしに関するサービスを幅広く展開するアサヒアレックスホールディングスを母体とするハウスメーカーです。雪国・新潟(本社所在地)で培った高性能な家づくりには定評があり、躯体は充填断熱+外断熱のW断熱、開口部はトリプルガラスの高性能サッシを採用。気密測定は全棟で実施しています。
Yさん宅は、壁内側100㎜+外側30㎜のW断熱と屋根160㎜で外皮性能はHEAT20のG2グレードを上回る優れた断熱性を実現。少ない冷暖房だけで、冬はもちろん夏も快適に過ごせるエコな住まいとなりました。
空間デザインのキーワードは「ナチュラルテイスト」と「開放感&一体感」。床は無垢バーチ材、天井はレッドシダー、壁面にはブラックチェリー材を用い、シンプルで上品なコーディネートとしました。住まいの中心はダイナミックな吹き抜けのリビング。南面開口からはたっぷりと光が射し込んで明るさは申し分なく、スチール手すりの階段もおしゃれです。
吹き抜けと階段でつながる2階ホールは、趣味や将来の子ども部屋などフレキシブルに使える広いフリースペースになっています。一体感のあるオープン設計であると同時に、子どもの成長などライフスタイルの変化に対応する「可変性」も設計のポイントです。
さらに、特徴的なのは北面の大開口です。北側の窓は小さく設計するのが高性能住宅の定石ですが、それではせっかくの景色を活かせません。1・2階とも、あえて北面に大窓を配置して視界の広がりを優先できたのも、高性能住宅だからこそ。
風景を楽しむキッチン配置をはじめ、階段下の奥さん用ワークスペース、「いつもすっきり片付けられるように」とたっぷり確保した収納などなど、隅々まで想いをカタチにしたYさん宅。性能的にもデザイン的にもバランスの取れた、嬉しく楽しい自慢のわが家となりました。