横浜で暮らしていたSさんご家族。子どもの成長に伴い、「夫婦の故郷である北海道に戻り子育てをしたい」と考えるようになりました。子どもたちを、豊かな自然の中でのびのびと育てたいと思い、東川町への移住と新築を決意。横浜と北海道という遠距離での家づくりが始まりました。
ご夫妻がインターネットで家づくりの情報収集をしていたところ、目に留まったのが、移住者の物件を多く手がけていた芦野組でした。「木をふんだんに使用している芦野組さんの家の雰囲気がとても気に入ったので、新築をお願いすることにしました」。
家づくりを決めてから、自然素材を使った木の家に住みたい、薪ストーブのある暮らしをしてみたいなど、さまざまな希望が湧いてきたというご夫妻にとって、芦野組のつくる家は理想そのもの。「大まかなプランは横浜在住時にやり取りをし、一旦旭川で暮らしながら何度か打ち合わせする中で、じっくり相談することができました。細かな要望も聞き入れてくれて嬉しかったです」と奥さんは楽しかった家づくりを振り返ります。
その細かな希望のひとつが、書斎につながる場所に設けた大きな本棚。「仕事柄、本には想い入れがあり、子どもたちにもたくさん本を読んでもらいたいと思っていたので、大きな本棚は本当に嬉しいです」と、要望に耳を傾け、誠実に対応してくれた芦野組に、奥さんは厚い信頼を寄せています。
壁一面に道南スギ、天井にはカツラを採用した異なる木の素材が心地よさを演出するリビングは、家族のお気に入りの場所。「たくさんの自然素材を使いたい」という希望を叶え、キッチンカウンターには大谷石を張りました。土間スペースに設けた憧れの薪ストーブは、玄関とテラスから薪を運び入れることができ、階段下に薪を置くスペースを確保しているので、冬場は外に出ずに薪をくべることができるのも嬉しいポイントです。
新居に引っ越して間もなく半年。東川町の暮らしはどうですか?と尋ねると、「窓を開けると木や草の香りが気持ちよくて、キャンプをしているような気分になるんです」と充実した笑顔を見せてくれました。